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2008年6月24日 (火)

比那名居天子と日本神話、仏教

今日は東方緋想天の新キャラ比那名居天子と仏教、日本神話に対する考察。

まずは天子は天人(天人くずれ)である。
性格は我侭、有頂天とあるがこの有頂天という単語は元来仏教用語である。
ちなみに2つ名の非想非非想天の娘の非想非非想天も仏教用語。

現代で使う絶頂を極めるなどの意を持つ有頂天は俗語である。

仏教でいう有頂天は三界の最上位である無色界の最頂部を指す。
また無色界の中で最頂点である非想非非想天のことを有頂天と呼んだりする。

有頂天=非想非非想天って考えていいと思います。

有頂天に関しては色究竟天(しきくきょうてん)を有頂天とする考えもある。
色究竟天は色界の最頂部のことである。

この2つの違いはというと仏教と法華経で有頂天の捉え方が違うからである。
仏教では三界最上位の無色界の非想非非想天を有頂天とする。
どちらかというとこちらが一般的。

法華経では色界の最頂部の色究竟天を有頂天とする。
漢訳されたときに色界の最頂部に有頂という単語を使って訳された。

ここには有頂天の原語となる言葉はなかったのであるが有頂という単語が使われてしまったため色界の有頂が有頂天であると混同されやすくなったという。


さてここからは天子と日本神話について。
まずは比那名居家が仕えていた名居家について。

名居家は死後名居守(なゐのかみ)と呼ばれるようになるがその名居守とは一体何か。
名居とは地震の古語である。
名居守とは地震の神のことを指す。

名居守は神の名前ではない。
海の神、山の神などといった神格の1つと言っていいだろう。
東方で言えば儚月抄の住吉三神が海の神、航海の神であったり神奈子が山の神(本来は風雨、農業の神)とかがいい例である。

しかし名居守という神格があっても神名が出てきていないのである。
どの神が名居守であるか分からないのである。

名居守の神名については諸説ある。

鹿島神宮にある要石が地震を抑えていると言う伝承がある。
この伝承から建御雷神(タケミカヅチノミコト)が名居守であるという説があるが記紀にはタケミカヅチと地震を関連付ける記述はない。

また三重県には名居神社がある。


この神社は名居守を祀る神社ではないかという説があるという。
この名居神社は大己貴命を祀っているという。


さてこんな感じで天子に関する考察終わり。

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